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イギリスには結婚式保険がある?気になる世界のウェディング

ウェディング

日本の結婚式は、ウェディングドレスを着て、教会で愛を誓って、披露宴でケーキカットやキャンドルサービスをして、そんな定番の流れがあります。

似顔絵のウェルカムボードを用意したり、バージンロードにアイルランナーを敷いたりと、オリジナルの演出も人気です。

それでは、海外の方は一体、どんな結婚式をしているのでしょうか?
日本にはない、斬新なウェディング事情を探ってみましょう。

結婚式保険があるイギリス

イギリスの結婚式は、お金がかかることで知られています。
結婚式ではウェディングドレスを購入するのが決まり。レンタルする習慣がないため衣装代だけでかなりの額になります。

さらに、結婚前にパーティーを行う風習があり、朝まで飲み明かしたり、旅行へ行ったりと、費用がかさむばかり。そのため、手配していた指輪店や衣装店が万が一倒産してしまった場合の備えとして、結婚式保険に入るのが一般的です。

王室の豪奢な結婚式に、スポットがあてられることも多いイギリス王国。
ですが、一般人にとっても結婚式は、大きなイベントであるようです。

ドレスコードのあるアメリカ

アメリカの結婚式では、ドレスコードがあります。
といっても、モーニングやタキシードなどの正装で参加する、という訳ではありません。

仮に新婦がアナ雪のファンだった場合、
「ドレスコードはエルサで」
と招待状に記し、集まる人はドレスコードに合った衣装を選びます。

その他にも、好きな色で統一したり、クラシックな雰囲気にしたりと、式場によって様々な参列者が集まるのが特徴です。

毎回衣装を用意するのは大変な反面、
「何を着ていこう……」
と迷わなくても良い点は楽そうです。
新郎新婦と招待客が、ドレスを合わせているため、お色直しの演出はありません。

踊って踊って踊りまくるインド婚

インドと言えば踊り、というイメージが強いですよね。
その印象通り、ダンスが大好きなインド人はもちろん、結婚式でも踊りまくります。

結婚の日が近づいたら大音量で音楽を流しながら、披露宴会場までパレード。
さまざまな儀式があるため、短く終わらせる場合でも1週間、しっかり行うならなんと1ヶ月もかかるそうです。

夜中でも騒がしい音楽が鳴り響きますが、おめでたいイベントですので、文句を言う人はいません。インド人にとっては、全力で踊ることが、新郎新婦へ向けた心からの祝福なんですね。

結婚式自体は、披露宴が終わった後、寒空の下で行われるため、かなり過酷なのだとか。
インドの結婚式に参加するなら、まずは身体を鍛えた方が良さそうです。

中国の披露宴はどこに座ってもOK?

日本の結婚式では、披露宴の招待客選びに頭を悩ませ、誰をどの席にするのか席次でまた悩み……というのが一般的。新郎新婦の招待客数を合わせるなど、きめ細やかな配慮が必要ですよね。

こんな日本と真逆なのが中国の披露宴。祝賀宴と呼ばれる集まりですが、席次はなんとなし! 新郎新婦が各テーブルを回るのですが、その後は退席してもOKなんです。

新婦から幸せを分けてもらうため、ゲストにタバコをつけてあげたり、飴を配ったりするのも、中国ならではの文化。細かい段取りが苦手な人にとっては、羨まし過ぎるシステムですね。

エジプトでは結婚式がステイタス!

日本の結婚式は、親からの援助や、新郎新婦の貯金などから結婚式費用を捻出します。
ところが、エジプトでの結婚式は、すべて男性側の負担。
招待客の数も200~400人と多く、料理や会場の準備に多額なお金がかかるため、結婚式を行うことができない男性が続出しているんです。

結婚式の前には金でできた装飾品を渡す、結納のような儀式もあります。この儀式には、家族以外も立ち会うため、装飾品が豪華であればあるほど、男性の価値が上がります。

男性側の負担は、結婚式だけではありません。
結婚後に暮らす新居の準備も、エジプトでは男性の仕事。
そのため、結婚式を挙げられるのはお金のある富裕層のみなのだとか。
一般的な男性は、籍を入れ、家族だけでささやかなパーティーを行う、という程度で済ませるケースが多いそうです。

ご祝儀がない国が一般的?

日本では、結婚式や披露宴へご祝儀を持っていく習慣がありますが、キャッシュレス化が進んでいる海外では、ご祝儀がないケースが増えています。

ご祝儀がない代わりに、プレゼントを用意するのですが、この贈り物もとっても合理的。
事前に新郎新婦が欲しいものリストを用意し、参列者はその中から選ぶだけのシステムなんです。

注文もネット通販が主流。誰かが選んだプレゼントにはチェックが入るため、かぶってしまう心配もありません。海外のウェディングへ参加する場合は、うっかりお金を包んでしまわないよう注意しましょう。

まとめ

日本と海外の結婚式、まったく違う風習ばかりで驚きましたね。
真似したくなる習慣も、ちょっとお断りしたい習慣も、国が変われば様々なようです。

とはいえ、どの国の結婚式でも、二人の門出を祝う大切な1日であることに、変わりありません。

海外ウェディングに参加する機会があれば、
「おめでとう」
「幸せになってね」
という気持ちをいっぱいに持って、国ごとのルールに沿ったスタイルで参列しましょう。

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